関わり方

声かけ

川口正人です。

てくてくの暮らしも新しい仲間が増えて
子どもたち二人の関係がどんな風に
積み上がって行くのか楽しみです♪

言葉で伝えるより
行動で伝える方が得意の子どもたち

大人が見ていると
もっと優しい伝え方があるのでは?
と思うシーンがありますよね。

彼らの気持ちの表れである行動を
どう感じるかが大切だと思います。

その気持ちに寄り添っているのか?

その子の気持ちを感じられているのか?

と考えて声かけをしているでしょうか?
と声かけの奥深さを考えると怖くなってしまいますね。

言葉は自分の想いを伝える為に発展して来たのに、
言葉を知れば知るほど伝えられないもどかしさを
感じているのは僕だけでしょうか?

うまく伝えられなくて誤解されたり
言葉足らずで反感を買ったりして
イライラしたりモヤモヤした事を
少なからず経験されていると思います。

言葉を覚え始めたばかりの子どもたちの
声にならない声を聞いて
それを同じ思いで感じてくれる人が
側に居てくれる安心を感じたときに
心は開いていくような気がします。

声をかけるときにちょっと意識してみてください。

無意識に出た言葉が
どんな意味を持っているのか
何を積み上げていくのか
忙しい暮らしの中でそんな時間を持てると
今の暮らしの幸せを
ちょっとだけ感じられるのかなと思います。

声かけって難しいですね。

***

鈴江知明です。

今月から園児さんがめでたく2人になり、
子供同士の社会が生まれ、楽しく見守っています。

新入園児のH君が体験に来てくれていた時とは
2人の様子が全然違っていて、
成長の速さを感じます。

S君、はじめはすぐに手を出したり
物を奪ってしまったりと
常に張り合っていましたが、
今では奪う事に葛藤が見えたり
「どうぞ」をしてあげたり。

H君はやられてしまって
ただ泣いて助けを求めるだったのが、
悔しいながらも耐える表情をしていたり。

S君は
「仲良くしたい〜」
「いま喧嘩してる〜」
と氣持ちを中継してくれます。

言葉での表現が得意な子、出しにくい子など、
それぞれ違いがありますが、
言葉だけでなく表情や全身で
氣持ちを表してくれていますから、
しっかりとそれを見てあげて
受け止めていきたいなと思います。

自分が思っている事を
そのまま表に出すことが「素直」です。

「素直なあなたが良いんだよ」
という声なきメッセージを
子供達に届けて行きたいです。

子供は敏感ですから、
親が無意識に望んでいる態度を
取ってしまうものです。

「ありのままの氣持ち」
を受け止めてもらう事が
幼児期にしっかり満たされていると、
大きくなった時に自分の自信や他人への信頼に
繋がっていくんだろうなと思います。

「本当の氣持ちを言ってしまったら嫌われるかもしれない…」

と自分を出せない大人もたくさんいますよね。。

私達の思考パターンというのは
乳幼児期に作られるので
大人になってから変えるのはなかなか…です^^;

ぜひ、子供の全身から表れてくる氣持ちを
敏感にキャッチして一緒に味わってみてください(^^)

***

〜川口正人おすすめの絵本〜

田島 征三 著
「とべバッタ 」
( https://www.amazon.co.jp/dp/4033311408 )

大好きな一冊です。