関わり方

兄弟喧嘩

川口正人です。

今回は、兄弟喧嘩について考えてみましょう。

自己主張のぶつかり合い、
言葉にできないもどかしさを
体で表現する子どもたちですが、
兄弟喧嘩はそれとはちょっと違うようです。

動物脳の幼児期、
同じ群れ(家族)の中で誰が強いのか
位置関係を示すための行動が
兄弟喧嘩かもしれません。

いつも一緒にいるので遠慮がない
という特徴もあります。

難しいのは、どう見ていたら良いのか?
止めた方が良いのか?だと思いますが、
止めても治まらないでしょうし、
どちらかの味方をするわけにもいかないでしょう。

子猫がじゃれあっているようなものだと
見ていただけると良いのですが、
余りに激しいとやはり口を挟みたくなると思います。

そんな時は、それを見ているときの
ご自分の気持ちを一人称で伝えてみてください。

お兄ちゃんだから我慢しなさい! とか
あなたの方が小さいのだからダメでしょ! とか
言ってしまうとエスカレートしていくようです。

どちらの味方ではなく
そんなにケンカするの見たくない! とか
ケンカはイヤだ!
ってご自分の気持ちをぶつけてみてください。

兄弟(姉妹)とも私の大切な宝物であることを
伝えてあげてくださいね。

兄弟喧嘩が激しくなる原因はもしかしたら
私たちがつくっているのかもしれませんね。

では、また。

*****

鈴江知明です。

我が家には2歳差の姉妹がいますので、
やはり姉妹喧嘩は日常茶飯事です。

姉妹喧嘩に対して私が徹底しているのは、
・どちらの味方もしない
・絶対に裁判しない
・自分の感情を荒立てない
です。

思いっきりぶつかり合えるのは
家族だからこそできる事なので
なるべく『止める』事はしないようにはしています。

ですが、見ていて
気持ちいいものでは無いですよね…^^;
女同士なのに蹴り合いなんぞ
始まってしまった時には
勘弁してー!となりますね(笑)

だから正人さんの仰るように、
私の氣持ちを伝えるようにしています。
二人の氣持ちにも共感しながら。
「あなた達の氣持ちは分かるけど、お母さんは見るのが悲しい。」など。

一年ほど前ですが、毎週のように母子3人で
2階建て車両のある電車に乗っていた時の光景。

姉妹で「上!」「下!」と、
見事に意見が分かれ度々バトル開始。

そんな時私は中立を保ちますので、笑顔で
「じゃあお母さん、真ん中?」
といって2人の意見をガン無視して
『笑顔で毅然と』私の決めた方へと向かいます。
子供達は仕方ないといった顔で母に着いてきます。
そして私は自分の女優ばりの対応に内心笑っちゃいます。笑

未だに、小さい事でぶつかり合う姉妹ですが
少しずつ少しずつ、
相手がどう思うかを想像できるように
なっていけば良いなあと慌てず構えています。

親が「なんとかしなきゃ」と思うと
親子ともにしんどくなります。

喧嘩している姿さえ、
「味わう」事ができるくらいの氣持ちの余裕を
持てるようになりたいですね。
(まあイラッとしますけども笑)

色んな対応があると思いますが、
皆さんも何かエピソードや
意見募集や質問などありましたら、
ぜひFacebookグループで交流ができればと
思っていますので、投稿よろしくお願いします☆