関わり方

おむつ

川口正人です。

トイレットトレーニングについて
書いて欲しいとのお声をいただいたので
今日はそれについて僕の考えをお伝えしますね。

オムツを離れるタイミングって
何歳迄にやらなくてはいけませんか?

3歳なのにまだオムツがとれません(泣)等々
大きくなっていくごとに子育ての悩みはつきませんね。

紙オムツの普及でオムツを替える
手間は随分楽になりました。

一晩分のオシッコを丸ごと吸収とか
サラサラ吸収で赤ちゃんニッコリとか
宣伝文句につられて楽しようとしてませんか?

排尿、排便はとても大切な感覚習得です。

オシッコが出てオムツが濡れて気持ち悪いと
感じるのはとても大切な感覚ですが
その度にオムツを替えるのは面倒だから
紙オムツの普及が急速に進みました。

その事で子どもたちは
大切な感覚を奪われてしまいました。

一方その感覚を奪った大人は
やれ3歳だからとか
幼稚園に行くからとか
奪った事に何の罪も感じない大人が
なんと多いことか

このままでは
5才の女の子に叱られてしまいますよ(*^^*)

放尿、便通の心地好さは
幼児期に皆が感じていますが
その後の気持ち悪さとか恥ずかしさは
ほったらかしておいても
自然に自分の中で芽生えて来ます。

特に集団生活の中では早く芽生えるようです。

しかし、希に大人になっても
オムツが好きな人がいるようです。
それはもう止めることが出来ないかも知れませんね。

何が言いたいのかとまとめて言えば
大人にとって都合のよい便利な事は
子どもの成長には不都合が多いということです。

子どもたちが本来持っている力を奪わないように
不便さを楽しみましょうかね\(^_^)/


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吉村正浩です。

てくてくではどうしているのか。

本人が「不快」と感じることを大切にしています。

とはいえ,赤ちゃんの頃は何もできないので
大人が察して対応しなければなりません。

大きくなり,不快さを感じ,
それを表現したり行動に移せる段階になったとき,
自発的にアクションを起こしてほしいと
願いながら見守り,
最低限の手伝いをするようにしていました。

快適な紙おむつでは,
うんちもおしっこも気にならないようで,
放っておいたらいつまでも気にせず遊んでいます。

それをトレーニングパンツ等に変えると,
不快を感じて歩き方がおかしくなったり,
替えてほしいと訴えるようになります。

不快なのが嫌なので,
しばらくはおむつを履きたがりますが,
強要することはせず,
「どっちにする?」
と本人の意思で決めてもらうようにしていました。

自然に少しずつパンツを選ぶことが増えていきました。

同年代がいると,
競うというほどではありませんが,
少し早くなるようです。

パンツを履くようになり,
不快を経験すると少しずつ便意や尿意にも
気づくようになってきます。

「おしっこが出そうな時教えてね」

と話し,時々声をかけると
少しずつ事前にわかるようになってきます。
大人と同じようにトイレでやりたい
という気持ちがあるようなので,
そこまで行くとトイレでできるようになるのはあっという間でした。

では,何歳からパンツにするのかというと,
本人の意思を大切にするのが良いかなと思います。

パンツを買いに行って,
好きなものを選ぶのも良いでしょう。
「あれを履きたい!」と,
履いてみる動機になるかもしれませんね。

そのうえで,
「履いてみる?」
「どちらにする?」
といった形で選べるようにしておくと,良いでしょうか。

こんな小さなことも,
自立心を育む上で大切だろうと思っています。


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鈴江知明です。

リクエスト質問にお答えするのって楽しいですね♪
やはり、双方のやり取りがあるというのは良いものです。

さて、オムツ事情です。
私は我が家の事例をご紹介しますね。

長女は早かったです。
言葉も早かったのでとてもスムーズでした。

次女はゆっくり目。
保育園では布おむつだったのですが、
鈍感なのかなぁ、「気持ち悪い」という感覚を
持ち合わせていないようで、
この子の卒業は一体いつになるのだろう…
とヒヤヒヤしていました。

総じて言えることは、
「焦ったり叱ったり、失敗を責めては絶対にいけない」という事ですね。

間違いなく失敗します!

絶対にお布団をビショビショにしてくれます!!

もう大丈夫、ってなった頃にジョバーっとやります!!

部屋の敷物は全部無くして、
おしっこは「漏れるもの」と諦めておく。

諦めが肝心!笑

それくらいの大らかな心で
見守ってあげましょう。
小学生になってもオムツを履いている子はいないですから。

トイレに行くのは楽しい、
パンツが履けるとカッコいい等、
子供の心を惹くための声かけ術は
たくさんありますが、
まずは親の意識を整える所から
始める事が肝心と思います♪

トイレトレーニングを始めるのも
親の都合からだったりしますから、
その都合にお付き合いいただいているのだと
謙虚に受け止めてくださいね。笑

そんなに一所懸命洗わなくても
臭くないから適当で大丈夫♪
ゆる〜く楽しく、その過程を楽しみましょう。
(とはいえ、何度も何度もガックリきましたよ!頑張ってその落胆の顔は隠しました。笑)

過ぎてみれば皆、可愛い想い出ですよ♪