てくてくの暮らし

寒さの味わい方

川口正人です。

てくてくの暮らしにも
「寒さ」を味わう季節がやって来ました。
雪の楽しみ方はいろいろありますね♪

雪だるま、雪ウサギに雪合戦、
九州では作れないけれど
一度作って入ってみたいカマクラ等々
僕が一番楽しみにしているのがまだ誰も入ってない
真っ白な雪に足跡をつける事です!

子どもの頃皆さんは何を楽しみにしていましたか?

決して楽しいことばかりではないでしょうが
その中で楽しみを見つける知恵も大切ですね。

子どもは風の子と言いますが
どんな環境の中でも楽しみを見つける天才
てくてくの暮らしもこの寒さの中で
いろいろな楽しみを見つけて
寒さを味わっているようです。

屋根から落ちる雪解け水を傘で受けて
音を楽しむ二人の姿が
Facebookにあげられていましたね。

誰が教えたわけでもないのに
自分の体の声に素直に反応するって
子どもの時にしか出来ないのかな。
大人になっても時々思い出したいですよね。

言葉で表現するよりも体で表現する方が
得意な子どもたちの言葉にならない言葉は
体で行動で訴えてくれます。

その「言葉」を見て、感じて
そっとその気持ちに寄り添って
声をかけられたとき信頼や安心が
積み重ねられていってると思います。

寒さの中で探検から帰ったら
たらいのお湯で足湯を楽しむ二人の顔は
とても満足しているように感じました。

これから益々、寒くなるのでしょうね。
どんな記憶が彼らの体に
染み込んでいくのか楽しみです♪

それと、寒いからこそ
あいうべとゆびのば体操をお忘れなく。

本をあまり読まないので絵本ばかりですみませんが
「ばばばあちゃんのそりあそび」って絵本を
雪が降ると読みたくなってしまう正人です。

今年も残りわずか。
皆さんが笑顔で年の瀬を過ごせますように♪

***

吉村正浩です。

加賀も冬らしくなってきました。
子供たちがてくてくの冬の寒さを実感したのは
先日海にいった日でしょうか。

「海に行く!」と行ったものの,
10分後にはあまりの寒さに大泣き!
車に乗ったら熟睡!

日に日に装備も整い寒い外も
快適に歩けるようになってきましたが,
それでも寒さはこたえているようです。

そんなつらい一面もありますが,
冬だからこその景色,
冬だからこその遊びかた,
冬だからこその楽しみかたがあります。

昨日は体験に来た子のリクエストで
雪遊びをしに行ってきました。

雪玉投げ,
雪だるま作り,
雪像作り,
雪をふんだり転がったり,
と,それぞれ思い思いに遊びました。

吉村正剛先生が話していたように,
フローに入っていると感覚が鈍くなるというのは
雪遊びの時に特に感じられます。

手の冷たさ,
体の寒さ,
足先の冷え,

遊んでいる時は気づかなかったのに,
ふと正気に戻ると突然思い出したかのようにつらく感じます。

昨日も,さっきまでご機嫌で遊んでいたのに,
突然泣き叫ぶという現象が何度か見られました。

寒い中で遊んで冷え切ったあと,
室内で暖まるのは何より幸せを感じる時間です。

お茶を飲むのも良し。
焼き芋を食べるのも良し。
足湯をしながら雪の降るのを眺めるのも良し。
ストーブを囲んでおしゃべりするのも良し。

どれも大切な経験となることでしょう。

さて,今年の加賀は
どのくらいの雪が積もるのでしょう。
どのくらい気温が下がるのでしょう。
カマクラの中でおにぎりを食べるくらい
できたらなぁと楽しみにしています!

***

〜川口正人おすすめの絵本〜

さとう わきこ 著
「そりあそび-ばばばあちゃんのおはなし」
( https://www.amazon.co.jp/dp/4834012700/ )